FC2ブログ
その後
ジュリアとロバが引っ越しした後も、2-3日ノンスケとウメッチはギクシャク。

ノンスケはウメッチが近づいただけで殺気立つし、ウメッチはウメッチで時々ノンスケの姿をじーっと目で追っている。暗い、ウメッチらしくない目だ。
そして実際にノンスケを追いかける。

にらみ合って、唸り合って、ひどくイヤな空気が流れ出すと両者を引き離して、それぞれキャリーとミニケージに監禁。
喧嘩両成敗というか、どちらも悪くないけど、どちらも悪いのだ。いわば痛み分けというところ。

見てるコチラもハラハラ。
ハラハラすると余計に良くないのは分かっているけど、それでもイヤな空気を感じる以上は仕方がない。油断するわけにはいかないのだ。



引っ越し当日のその夜。

いつものようにホットカーペットで団子をつくるギャング共。
ノンスケも参加したいようだが、ウメッチが居るのでその中に入れない。
離れた場所、第2見張り台(食器棚の上)で辛そうな顔。
そのうちに、ウニャウニャとぼやき出す。

平和主義者のノンスケくん。

誰と誰が争ってもイヤなのだ。
まして、今回は自分が標的にされている。

ウメッチ…。
小さかったウメッチ。
がに股でヒョコヒョコ、転けそうに走り回ってたウメッチ。
ノンちゃんが怒ったら、ショボーンとしてたウメッチ。
弟やったのに…。

なんでや~

ノンちゃんのウチでな、喧嘩は許せへんのんじゃ。
ノンちゃん、喧嘩なんかしたないのんじゃっ!

ひとしきりぼやいて、疲れた様子のノンスケを膝に載せてやる。
丸まって、小さくなって、ギューッと顔をうずめて眠るノンスケ。

20051226174251.jpg

ノンちゃん、辛いわー


今日は早めにお布団に入ろうな。安心してゆっくり寝て、元気になって明日また頑張ろうなと、私も雑用はそこそこにしてみんな纏めて布団に引っ張り込む。

その明け方。

ふと目覚めたら、枕元にウメッチが寝ている。
そして、そのウメッチの耳を、目を、ノンスケが静かに舐めてやっている。
寝ぼけてるのか、心地よいのか、やや顔をあげてウメッチもそれに応える。

大丈夫。
この子達ならきっと大丈夫。
ノンスケは自分の頭で考えて、しっかりとこの試練を乗り越えようとしている。

1日が始まって、ウメッチも、他のギャング共もかなり落ちついてきたものの、ちょっとした物音には敏感に反応するなど、幾分の緊張感は残っている。
ジュリアとロバが居なくなったとはいえ、いつ戻ってくるかと不安があるのかも知れない。
あるいは、ケージがなくなったので、ジュリアとロバがどこかに潜んでいると考えているのかも知れない。

アホやねぇと思うものの、大人の事情が理解できないのだし、仕方ないのかも知れないね。
人間だって、理屈では理解できても、感情的に生理的に納得するまでに時間がかかる事もある。

その夜は、ウメッチを抱きかかえて寝た。
心底疲れました。ウメちゃん、もうくたくたですとウメッチの寝顔が訴える。

20051226174345.jpg

ウメちゃん、疲れたわ

20051226174540.jpg

ホンマ、もーくたくたや…

この子たちには、本当に辛いことを強いていたのだなとここでも思う。
ゴメンなと心で詫びつつ、最悪の事態だけは避けられたことに感謝する。

さて、その後のノンスケとウメッチ。
以前ほどハードさは無いにしても、取っ組み合いして遊ぶ光景を見せてくれるようになった。
ウメッチもお気楽なアホ顔を取り戻したし、ノンスケも無邪気な我が侭坊主に戻った。

ちょっと困ったことがひとつ。
ノンスケ、ウメッチ共に甘ったれ度がさらにアップ。
抱っこしろーとか、遊べーとか、うるさくて仕方がない。

お陰でゆっくりご飯も食べられません。はい。



ギャング共の試食会は




[その後]の続きを読む
スポンサーサイト