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迷子といえば
トノちゃんの絵日記のトノママさんが、迷子の大人猫ちゃんを保護されてるようです。
お心当たりの方は、ぜひトノママさんまでご一報を!

よろしくお願いします。




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迷子で思い出すのは、ハナゲと出逢った時のこと。
3年前の、夏もそろそろ盛りを過ぎたかなという頃に、
突然ウチの玄関前にやって来た。
拾得物扱いで一旦は警察に預けたものの、
結局はウチで引き取って、飼い主を捜すと同時に
里親さんを探すことにした。

迷子なのか、あるいは遺棄なのか。
どちらの可能性も考えられるし、
本当のところは誰にも分からなかったから。

当時の状況から想像して、
夜のうちに車にでも乗せて、そのまま置き去りに
したのかなとは思った。
それでも、もしかして、
ちょっとしたアクシデントで家出してしまって、
ウロウロと思わぬ遠方まで来てしまったのかも
知れないし。

飼い主さんは、真っ青になって
探し回っているのかも知れないし。
もしもそうなら、1日でも早く戻してあげたい。

結局、警察にも飼い主らしき人からの
問い合わせは無く、里親さんを探す前に
ウチがハナゲを手放せなくなった。
情が移ったというのか、これが縁というものなのか、
ハナゲは「ウチの犬」となり、今に至っている。


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ハナゲが「ウチの犬」となったきっかけは地元の情報誌。
その情報誌のペットコーナーに掲載されていた
「迷い犬を探しています」の記事だった。
その頃、ハナゲには家庭犬としての最低限のしつけを
するべくトレーニングの真っ最中。

ハナゲは獰猛な犬ではなかったけど、
キチンとしつけられた犬でも無かった。
例えば、散歩に行けばリーダーウォークはおろか、
マーキングし放題で、勝手に自分の向かいたい方に進む。
道路の端をまっすぐ歩くことが出来なかったのだ。
食べ物が落ちてると、必ず拾い食いはするし、
「マテ」の制止が効かない。
出来ることといえば「お手」くらい。
当然ながら、トイレが使えるはずもない。

どうやら、以前は庭先か何かに、繋がれて暮らしていたのだろう。
もしかしたら、散歩もあまり行って無かったのかも知れない。

これは里親さん募集の前に、少なくとも人の指令を
聞くことが出来て、散歩くらいはちゃんと出来るように
してやる必要がある。
成犬だし、大きな犬だし、ひとつ間違うと危険を伴うから。

トレーニングと言っても、我々は全くの素人なんで、
元犬の訓練士だった知人から、逐一アドバイスをもらったり、
ネットで検索しまくったりと、まさしく悪戦苦闘の日々。
残暑が厳しい中を、冷や汗流しつつハナゲと歩いた。
近所の駐車場で、ハナゲが座り込んでしまい、
頑として動こうとしなかった時には、
「このまま置いて帰りたい…」と思ったこともあったり…。

それでも、少しずつハナゲと仲良くなって、
少しずつこちらの言うことを理解してくれるようになって、
散歩でかく冷や汗も少なくなって来た頃のこと。

「これ、はなちゃんと違うの!」と獣1号が
その記事を見つけた。
なるほど特徴がハナゲによく似ている。
「どうするの!連絡してみるの?!」
「そら、一応は連絡してみた方が良いのかなぁ…」
「はなちゃん、返すのん?!」
「ハナゲと決まった訳でもないし、大丈夫やわ!」
「でも、もしそうやったら、どうするの!」
  ↑どうするのって言ってもねぇ…
「だいたい、避妊手術もしてなかったんやし!」
  ↑ぼちぼち言いがかりの方向に
「迷子にするのは許せん!」
  ↑バッサリ切ってきました
「あ、イボ、イボ!」
「イボのこと、書いてないやん!」
  ↑ハナゲの右前足に大きなイボがある
「それでも連絡して、もしもホンマの飼い主やったら、
返さなアカンねんよなぁ」
  ↑そろそろ弱気

「ハナゲはどこにも返せへん!」
  ↑出た!本音!!

後で冷静に記事を読み返してみたら、
似てると言えば似てる特徴だったけど、
尻尾が薄い茶色だとか、微妙な違いもあり、
どうやら我々の思い込み、思い違いだったことが判明。
結局、自分でも気付かなかった本音が表面化して、
ハナゲを正式に迎える決意を固める結果になった。

でも、それからも、しばらくの間は
何となく落ちつかないと言うか、
据わりが悪いというか、
どことなく後ろめたいような気持ちは消えなかった。

もしも、迷子だったら。
本当の飼い主さんが、今でも必死に探していたら。
ハナゲと大の仲良しの小さな子でも居たら。
その子が泣いていたら。
ハナゲが本当の家に帰りたがってたら。

ハナゲが本当の飼い主を恋しがってたら…。

もちろん、今はハナゲはウチで生まれた子のような
錯覚を起こすくらいにハナゲとの暮らしは自然だ。
そして多分、ハナゲもここに居るのが当たり前と
日々を過ごしているのだと思う。

それでも、こんな風に堂々と
「ハナゲはウチの犬!」と心から思えるようになるまで
少し時間がかかった。

迷子は。
迷子になった子も、迷子にさせた者も、
そして、保護した者も、それぞれに辛い。

無駄に辛い思いをしないように、
絶対に迷子にはさせないで。
ウチは大丈夫と思っていても、
どんなアクシデントが起こるか分からない。
犬でも猫でも、ささいなアクシデントで
パニックを起こし、思わぬ行動に出る可能性がある。
それは、その子たちが悪いのではなく、
側についている人間の責任だと思う。

ウチは絶対に大丈夫なんてことは無いのです。
どうか、充分に充分に気を付けて下さい。
守ってあげられるのは、飼い主だけなのだから。



こちらの子たちも、よろしくお願いします!
    ↓
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可愛い仔猫たちが待っています!


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