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猫に野菜―その危険性と「吐かせない工夫」
まず最初に、前回のエントリー「ベジタくん達」について、誤解を招くような内容であった事をお詫びいたします。
野菜(小松菜)に反応するノンスケとウメッチの様子を、いかにも微笑ましい光景として表現しております。見方によっては、「猫草よりも手軽に喜ばせる事が出来る小松菜を与えよう」とお奨めしているかのような解釈も成り立ちます。

しかし、ここで謹んでお詫びして訂正いたします。
「野菜は猫に必要な物ではありません。むしろ与えることにより、危険を伴うこともあります」


   ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

上記についての根拠は、川口さんより頂いたコメントから引用させて頂く。

野菜や草は尿をアルカリ性にするので、尿のpH値に関係して来ます。尿がアルカリに傾くと、ストルバイト結石が出来易くなるんですよね。
それから小松菜はカルシウムやカリウムが多いので、これは腸内でシュウ酸となり、シュウ酸カルシウム結石になり易いのではないかと心配してしまいます。


さらに

私もかつては、猫草も与えてしまったし、ジャムが欲しがるので、キャベツもレタスも春菊ももやしも胡瓜も与えてしまいました。

ミュウの肺炎は、ベランダのブライダルベールを食べて吐いた時(あれって結構茎が硬いんですね)、唾液だか胃液だかに血が混じっていました。その後、咳をするようになり、気になって検査したら、肺の半分近くが真っ白でした。

ミュウは結局、その3年後に肺水腫(最期は血腫に近い)で亡くなりました。それが全てではなかったかも知れませんが、どうしても悔やんでしまいます。



これは、ご自身の経験をきかっけに勉強された上での「生きた知識」であり、非常に有益な情報であると言えるだろう。

私自身、猫に野菜は必要ではないという知識は持っていたものの、時折ごく少量なら問題にはならないだろうとの軽い気持ちから、欲しがるギャング共に小松菜を与えていたが、これを機会に野菜は廃止とする事に決めた。
また重要なことは、単に野菜を廃止とするのではなく、食餌やオヤツとして与えるものは充分に調べ、知識を得た上で吟味して与える習慣を持つことであると改めて思う。

フードについては、成分表を確認し、製造元のフードメーカーの信頼性なども考慮した上で選んで来が、たまのオヤツ程度に与える物については意識が低かったのかも知れないと反省することしきりである。

そして、「猫草」と「吐かせない工夫」について

ウチは、以前から猫草は廃止しいる。それというのもデヴィ子に吐きグセがあり、頻繁に吐くことに不安を感じたからである。
「猫が吐くのは当たり前」であり、「吐いた後ケロッとしていれば問題はない」とはよく聞いていた。さらには「グルーミングでお腹に溜まった毛玉を吐かせる為に、猫草を与えるのが良い」というのもよく聞く事である。
それでもやはり気になったので、調べてみたところ「吐くことによる、身体への悪影響」の事実を知った。

これについても、川口さんから端的なコメントを頂いている。

吐かせるという行為が危険なんです。電解質のバランスを崩す事、吐くという事での消耗、そして吐く際に誤嚥が起き易く、そこから肺炎になり易いという事です。
獣医も今では猫草を食べさせないようにと指導しているんですよ。

吐かせない健康管理・・・それも節水型の動物である猫には、大切なのではないかと思います。
でも毒性が高まった時は、吐くのと下から排泄するのと同時に必要かも知れませんね。下からだけで済めば良いのですが・・・あまり吐くと、犬歯があっと言う間になくなりますよ、恐いです。
短い一生、小さな体・・・犬や猫と暮らすって、本当に奥が深いですよね・・・。日々勉強です。


電解質とは、ナトリウムイオン、カリウムイオン、クロールイオン、リン酸塩、硫酸塩などイオンバランスの主体であり、身体の中の水分(体液)である細胞内液と細胞外液両方のイオンバランスが精密にコントロールされてこそ、身体を正常に機能できるように維持していけるという事である。

つまりは溜まった毛玉を吐かせる事よりも、「吐かせない工夫」をする事の方がより大切だと言えるだろう。
マメにブラッシングしてやる事で、お腹に溜まる毛玉の量は軽減させられるだろうし、「ヘアボールコントロール」系のフードで排泄させる事も可能である。

また、毛玉が原因でなくとも頻繁に吐く傾向の子には、食餌の際に器の位置を若干高くしてやるのも一つの方法だ。
ウチの場合は、アルミのシェルフの最下段を利用して食餌をさせている。そして、吐きグセのあるデヴィ子は、一度に大量に食べ過ぎると必ずと言って良いほど、未消化のままで吐いてしまうので、少量ずつを食べさせるようにしており、食餌から食餌の時間が開きすぎても、つまり空腹時間が長すぎると吐くことが多いので、食餌回数を多くとるようにしている。
手間は多少かかるが、お陰で以前のような頻度で吐くことは無くなった。

猫は個体差が大きい。同じように生まれて、同じように育ったはずの兄弟でも、腸内細菌のバランスが崩れやすく下痢しやすいノンスケと、むしろ便秘がちで吐きグセのあったデヴィ子のように、違う体質を持つ場合も少なくないようだ。
(ウチは兄弟(兄妹)猫が3組)
従って、ここに記述したことが全て正であるとも言えないだろう。

これについても、川口さんのコメントを拝借する。

野良猫が草を食べるのは、推測でしかありませんが、やはり毒素が高まっている時、或いは毛玉症の時、吐きたいのでしょうかね。栄養的に欲しているのではないのだと思います。

でも、野良猫の命は家猫に比べると格段に短いです。もちろん例外的に長生きする野良猫もいるでしょうが、そうでない場合が圧倒的に多い。1/3とか1/5の寿命です。

家猫は飼い主にブラシで毛を取って貰え、便秘だ下痢だとケアして貰い、毒素軽減のサプリメントも与えて貰えたり、点滴したりワクチンして貰ったり、健康管理して貰えますから、より過保護な意見として「無駄に吐かせない」「猫草食べさせない」「水はたくさん飲ませる」等の副次的な意見と思って下さい。何が正しいかではなくて、何を採用するか・・・飼い主の判断に掛かってくるのだと思います。



   ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

最後に、軽率にアップしたエントリーではありましたが、改めて猫との暮らしにおいての心構え(心意気であるかも知れません)を確認する良い機会に繋がったと思っています。
また、意識の高い(猫との暮らしにおいて)方々より、ひじょうに真摯で前向きなコメントも頂くことが出来ました。

「ベジタくん達」のコメント欄も合わせてお読みいただければと願います。

そして、川口さんをはじめコメントを頂いた皆さまには心より御礼申し上げます。
ありがとうございました。
コメント
この記事へのコメント
仕事の合間に
ちらりと来たら・・・
たーたんのことがあってから、私もあらためて『猫のごはん』について考えるようになりました。
今まで、良質のフードと必要に応じたサプリでOK、と思ってたのですが・・・。
ホリスティックな暮らしを提唱している先生によると、手作りフードとには野菜は必須で、得にもやしやほうれん草を奨めてました。
それを知って、手作り食を実践するのは、まあいろいろためらう部分があるんですが(ずぼらなので)ドライフードに酵素と野菜でいけるんじゃないの?・・・なーんて単純に考えてたんです・・・
なんとタイムリーな!(私的に)記事を読んで、いいかげんに始めちゃいかんな、と。もっと勉強しなきゃ!
2005/08/13(土) 10:25:09 | URL | モス #zSd0d2lc[ 編集]
モスさん、お疲れさま
お仕事、忙しそうですね。

一番よいのは手作りフードなんだと思いますね。
ハナゲはずっと手作りを実践してます。
といっても、ドライと併用のかなり適当手作りだけど(^ ^;;

犬は雑食なので、食べさせられる食物の選択肢も多いので、割と気軽に始められる感はあるかな。
須崎動物病院流のマクロビっぽいご飯を参考にしてます。

ただ、猫の場合はすごく難しそうでねぇ(^ ^;;
いい加減な(いや、アバウト人間なんで)手作りだったら、信頼性の高い良質フードの方が安心かなとも思うしで…。

↑の須崎先生は猫の手作り本も出されてるみたいなんで、一度読んでみようかとも思ってます。

野菜に限らず、食物の成分は組合せによっては身体に対して「悪」になったり「良」になったりするみたいですね。←ホント奥が深いというか、難しい…

このへんはマクロビの概念が参考になるかなと思うので、ぼちぼち勉強してみたいところですわ。

また、情報交換して下さいな~
とりあえず、仕事ガンバレー>モスさん
2005/08/13(土) 12:22:39 | URL | ひ #GCA3nAmE[ 編集]
お恥ずかしいです。
先日の猫へ青物を与えることについて、いの一番に能天気なコメントをしてしまい、穴に入りたい気持ちでおりました。
10年も猫と暮らしていて、なんと無知だったかと・・。  
毛玉を吐く子がいなかったことで、深く考えずに生活しておりましたもので。

10才超の猫たちにも、1年・1ヶ月1日でも長生きして貰う為にも、より勉強が必要だと思いました。
ネット始めて間なしですが、まだまだ得るべき情報がありそうです。
ひ・様をはじめ、沢山のサイトで学びたいと思います。
2005/08/13(土) 14:21:57 | URL | uutaro #1olHiW.o[ 編集]
uutaroさん、ごめんなさい~
何と言っても、お気楽にアップした私が悪いのですわ~(^ ^;;

情報は生き物というか、どんどん進化しますものねぇ…。
良いと言われたモノが、ダメの烙印を押されたり、御法度だったモノが、実は良かったのだ、だったり。
でもって、これだけ情報が氾濫してると、何が良くて、何がいけないのか訳が分からなくなったりね(^ ^;

情報に振り回されることなく、調べたり、確認したりして、後は自分で納得の行くモノを責任をもって選択して行くことが大切なんでしょうね。(あー、しんど…)

でも、私にとっては素晴らしく良い機会になったのですが、良ければuutaroさんも情報交換におつき合い下さいな。
何よりも、愛すべき獣たちの為に(^ ^)
2005/08/13(土) 15:13:41 | URL | ひ #GCA3nAmE[ 編集]
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